一歩上、新たなステージへの挑戦
技術開発力の強化と新事業・新製品の創出
わが社を取り巻く環境として、活況が続き拡大の一途をたどる半導体事業、現実のものとなりつつある宇宙開発に貢献する航空宇宙事業、進化するファクトリーオートメーションに欠くことができないモーションシステム事業、安心安全な社会生活を支える社会インフラ事業など、多くの事業分野で多彩な製品群のニーズが高まっています。
そのような状況の中、策定された2022年度から2024年度までの中期経営計画「SINFONIA NEW STAGE 2024」は、10年後のシンフォニアの姿を描き、そこからバックキャストして、私たちがこの3年間で成し得なければならない計画です。そして、2030年には売上高2,000億円の目標達成を掲げ、更なる事業改革を行いながら、全社員が一丸となっています。
創業から100年以上を経て、私たちシンフォニアは、新たなステージに向け力強くその一歩を踏み出しています。
3つの企業理念の実現を
一歩先を行く技術
創業以来、当社は世の中にない技術や製品を新しく生みだそうと挑戦する“技術オリエンテッド”のDNAが強い会社です。社員の前向きなチャレンジに対しては許容範囲を広く持ち、個人の自由個性が尊重される環境にあります。
また、現在のように環境の変化が大きく、お客様視点に立った製品・サービスが求められる時代には、お客様の痒いところに手が届くような「一歩先を行く技術」が必要です。お客様の真のニーズを掴み、ご期待以上の製品をお届けできるよう、“さらに、もう一歩先を行く技術”に挑戦しています。
学生の皆さんには、これらのミッションに対して、一緒に考え、一緒に挑戦していただくことを期待しています。
地球を大切にする心
「地球を大切にする心」を実現するため、2010年からECOingを環境ステートメントに、生産活動、生産過程における地球温暖化対応や、長年電機メーカーとして培ってきたノウハウを活かした省エネ、高効率化、コンパクト化などの環境にやさしい製品開発に注力しています。
学生の皆さんには、環境危機を憂うことのない美しい地球を未来永劫に残していくため、私たちと共に考え、共に行動していただくことを、期待しています。
思いやりのある行動
周囲に、社会に、地域に、「思いやりのある行動」で接することを掲げ、企業活動にご協力いただいている皆さまへの地域貢献活動にも力を入れています。当社が取り組む「思いやりのある行動」が、地域を、そして日本の社会を強くし、世界を牽引する元気な日本を再生したいと強く望んでいます。
学生の皆さんには、その実現のために必要だと考える、新たな取り組みの提案をしていただくことを期待しています。
当社にはたくさんの事業があり、若い社員がチャレンジできる風土があり、人を育てる教育環境があります。そのような環境の中で、豊かな暮らしと社会の発展のために一緒に働き、共に喜びあえることを心待ちにしています。
代表取締役社長
平野 新一
東北大学工学部卒、1978年入社。豊橋製作所でSEや設計など技術畑を歩む。
役員就任後は製作所長、事業本部長、調達本部長などを歴任し、取締役専務執行役員から2022年代表取締役社長に就任。